不動産担保ローンが低金利な理由について
不動産担保ローンはなぜ低金利なのでしょう?それは、不動産担保ローンは、有担保ローンだからです。
一般的なカードローンなどは、「無担保ローン」と言って、個人の信用力をもとにお金を借りるため担保を必要としません。ですので、もし借金が返済されなかった場合を考えて、金利が高く設定されているのです。
一方、不動産担保ローンというものは、不動産を担保にお金を借りますので、個人の信用力よりも不動産の価値に重きを置きます。もし、借金が返済ができないといったことになれば、お金を貸した側は、担保である不動産を売却して、売却代金から貸したお金を回収するのです。だから、不動産担保ローンは低金利なのです。
不動産担保ローンを取り扱う金融機関には、大きく分けて銀行系とノンバンク系があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
●銀行系
銀行系の場合、原則として不動産担保ローンの使途は自由で、小さな額から大きな額まで幅広くお金を借りることができます。金利は基本的に低金利なのですが、使途に制限のないフリーローンになると若干金利は高めになります。
不動産融資保証会社が不動産の評価額を査定し、不動産担保融資の保証人となりますので、
お金を借りようと思うと担保余力のある不動産を持っていなければいけません。
不動産担保ローン借入れのためには、満20歳以上である必要があります。また原則として指定の団体信用生命保険に加入しなければいけません。
●ノンバンク系
ノンバンク系の不動産担保ローンも銀行系と同じく使途は原則として自由です。
小額から非常に大きな額まで融資を受けることができ、金融会社によっては銀行よりも大きな額の融資を受けることができるところもあります。
金利は銀行と比較すると高めに設定されており、そのためか、借入れの条件は銀行の不動産担保ローンと比較すると厳しくなく、満20歳以上という条件以外には一切条件を付けない金融機関もあります。
不動産担保ローンが低金利な理由についてでした。
不動産担保ローンのメリットは低金利について
不動産担保ローンのメリットはなんといっても低金利であることです。
その金利の利率はだいたい5%程度ということで、総支払額が低くおさえられるのは低金利な不動産担保ローンならではです。
不動産担保ローンで借りられる金額というのは、担保に入れる不動産の査定額によっても変わってくるのですが、ほとんどのローン会社では、500万円以上の大きな金額で融資を受けることができます。万が一貸したお金が返ってこなくても担保に入れた不動産を売却すれば、債権を回収することができるので、低金利に設定されています。
だからといって、無計画に不動産担保ローンを利用していいというわけではありません。不動産担保ローンを利用する場合は、自分に合った融資会社を見極め、返済計画について融資会社と十分に相談する必要があります。
不動産担保ローンには当然ながらデメリットもあります。そのデメリットとは、担保に入れた不動産には、根抵当権もしくは抵当権の設定登記がなされるということです。万が一借りたお金を返済できなくなたら、担保に入れた不動産は、金融機関によって売却されてしまいます。
そして、担保価値が下がってしまったために、不動産を売却しても債権が回収できない場合、足りない分については、返済する必要があります。ですので、銀行やノンバンクの金融機関を選ぶ時は、信用できる会社なのかどうかを見極めなくてはいけません。
大きな額が低金利で借りられる不動産担保ローンは、銀行やノンバンク系でも取り扱っています。低金利であり、なおかつ、返済を1つにまとめることができるので安易に利用する人も多いかと思います。
しかしながら、不動産を担保にするというリスクは常に考えておかなければいけません。
不動産担保ローンは、メリットとデメリットをよく理解した上で計画的に利用しましょう!
不動産担保ローンのメリットは低金利についてでした。
不動産担保ローン低金利のワナについて
これまで不動産担保ローンは低金利であることが最大のメリットであると書いてきましたが、その低金利こそが不動産担保ローンのワナとなることもありますので、十分に注意してください。
例えば、電話で不動産担保ローンについての問い合わせをする人もいるかと思います。そんなとき、30分程度で物件を査定してくれて、すぐに低金利を提示してくれたら、安心してしまう人もいるかもしれません。
不動産担保ローンというものは、お客さんの不動産を担保として融資をするローンです。ですので、貸す側も借りる側も、条件について相談を重ねて決めなければなりません。そういったことを考えると、30分というわずかな時間で、「明後日に2000万円を金利6%で融資します」といった回答はできるはずがないのです。なぜなら、不動産担保ローンの審査にあたっては、実地調査を行う必要があるからです。にもかかわらず、低金利での融資をあっさりとOKする金融機関は注意したほうがよいでしょう。
また、見知らぬ業者が、いきなり電話をかけてきて、低金利でお金を貸すので、いかがですかといった話を持ちかけてくるケースもあるのですが、こういうケースは悪徳業者の可能性が非常に高いので、気をつけなければいけません。
公的金融機関や、銀行からの借り換えを勧める会社も注意が必要です。今のところ、公的金融機関や銀行から借り入れをした場合の金利というのは、だいたい2%程度かと思います。しかし、返済期間が5年など短く設定されているため、毎月の返済が大変になります。そこに目をつけた悪徳業者が、返済期限20年といった長期の不動産担保ローンをすすめてくることがあります。そして、金利10%といった高金利のローンに借り換えさせるのです。
不動産担保ローンを借りる場合は、こういったワナに引っかからないように注意する必要があります。
不動産担保ローン低金利のワナについてでした。